いつまでも美しさを保つために!ベランダ(バルコニー)防水とは?

防水工事には、一般家庭の屋根の防水とバルコニーやベランダの防水、ビルなどの屋上防水があります。ここでは、ベランダやバルコニーの防水工事についてご紹介します。

■ベランダ防水とは?

ベランダ・バルコニーには、必ず防水工事が必要です。屋根は勾配をつけることで雨水を流すことができますが、ベランダ・バルコニーは人がその上を歩く場所でフラットな作りになっているので、雨水が表面にどうしても溜まりやすいのです。ですから、きちんと防水しなければすぐにダメになってしまいます。

■FRP防水が一般的
ベランダやバルコニーに最もよく行われているのが、FRP防水と呼ばれるものです。FRP防水とは、FRP(Fiber-Reinforced Plastics、繊維強化プラスチック)と呼ばれる、ガラス繊維をプラスチックに練り込んでできた防水材を使った防水のことです。FRPは、耐久性・耐水性・耐候性があり、とても優れた防水材です。軽いのに強度があり加工も容易なので、身近なところでは、お風呂のバスタブや車やキッチンのワークトップなどに使われています。ベランダ・バルコニーにFRP防水を施すということは、いわば船のように水に強い状態にするということになります。

FRP防水工事は、一般的に次のような手順で行われます。
1.下地作り
2.排水穴・ドレン設置、コーキング
3.プライマー(接着材)塗布
4.FRP防水(1層目)
5.FRP防水(2層目)
6.トップコート塗布

■こんな現象が見られたらメンテナンスのサイン
FRP防水も経年劣化しますので、定期的なメンテナンスが必要になります。もし、ベランダ・バルコニーに次のような様子が見られたら、劣化が起こっているサイン。一度きちんとチェックしてみましょう。また、FRPは丈夫ですが、重いものを置くと破損しやすいという特徴があります。重い物を置いたまま長期間放置しているときは、周囲にヒビや欠けが生じていないか調べることをおすすめします。

・トップコートにひび割れがある
トップコートだけに劣化が生じているので、トップコートを塗り直します。トップコートには2種類ありますが、塗り直しには柔らかくて割れにくいウレタン系トップコートを使用するのが一般的です。トップコートの劣化はおよそ5〜10年程度ですから、この期間内にチェックすれば、トップコートの塗り替えだけで済みます。

・表面がめくれ上がって下地が見えている
こうなると、トップコートの下のFRP材が劣化しているので、再防水工事が必要になります。一般に10年程度で劣化が起こる可能性があります。定期的なチェックをして、早めの対処が必要です。

(まとめ)
ベランダ・バルコニーは、雨が溜まりやすい場所なので、防水をしっかり行うこととメンテナンスを怠らないことが重要です。