【リフォームの声】足が不自由な父が使いやすい家に

父は数年前事故に遭い頸椎を損傷し一時は寝たきり生活になると言われていました。 しかし懸命なリハビリで両手に杖をつき歩行するまでに回復。 長い入院生活を経て再び築40年の我が家で生活できるようになりました。

そんな父の為にスキップフロアで段差だらけの家を改装する事が急務でした。 家中に手すりを設置し在来工法だったお風呂は暖かく浴槽に入りやすいシステムバスに改修しました。 父の寝室からお風呂・トイレの有るフロアまでは階段が約4段設けられているのでその動線上に手すりを設置して頂きました。父の背丈・体格にピッタリでなおかつ使いやすい手すりを付けて下さいました。

お風呂場は昔ながらのタイル張りのお風呂と比べると特別な暖房などは入れていませんが断熱がしっかり施されたので格段に暖かく感じます。 脱衣室との段差を無くし3枚引きのスライドドアにしたのでバスチェアの出し入れも楽に出来ます。

リフォームする前はヘルパーさんに1週間に2回入浴介助して頂いたり近くの福祉施設で入浴していました。 それがバリアフリーリフォームをしてからは父が私や母が少し介助するだけで父が自力でお風呂に入れるようになりました。 適切な手すりのお蔭でトイレやお風呂に自分で行けるので父の足の筋力も随分鍛えられたようです。

一つ気を付けたいのがお風呂場と脱衣を平らにしたことでお風呂の排水が上手くいかないと洪水のように脱衣室が水浸しになってしまう事です。 これは我が家の排水管の狭さが原因のようです。 リフォーム時に排水管まで交換しておけばよかったなと思っています。 予算が許せば築年数が経っている家をリフォームする時は給水・排水管を新しくしておく事をおすすめします。

お風呂場と手すりの設置以外にリフォームしたのは玄関です。 三和土がとても狭く段差が大きいので壁付けタイプのベンチを付けてはどうかと提案して頂き採用しました。 このベンチは父だけではなく私や母も外出時に毎回利用して助かっています。 バリアフリーリフォームはお年寄りや体の不自由な人だけでなく健常者も使い勝手が良くなるんだなと実感しています。