【リフォームの声】築30年で外壁と屋根について考えました

実家が築30年を迎え、外壁の汚れがひどく、細かいクラックが目立つようになってきたので外壁塗装の計画を始めました。

屋根に関しては特に雨漏りもなく、当初は外壁のみのつもりでしたが、築年数から考えて屋根の防水性もそろそろ限界に近いだろうという事と、せっかく足場代に数十万かけるならこの際一緒に、ということで屋根のリフォームも行うことにしました。

外壁については細かいクラックに対応するために、SK化研の水性セラミシリコンというシリコン系の塗料を選びました。屋根に関しては、「葺き替え」か「カバー工法」かという選択肢がありました。一番の決定打になったのはアスベストでした。既存の屋根はスレート屋根でおそらくアスベストを含んでいる可能性が高く、吹き替えの際に割れてアスベストが飛散する事が懸念されました。

自宅のみならまだしも、近所にも悪影響を及ぼすのは避けたいと思い、既存の屋根の上から新しい屋根をかぶせる「カバー工法」を選択しました。カバー工法にはアスベスト以外にも、既存の屋根の処分費がかからないというコスト面でのメリットもありますが、その一方、新しい屋根の分だけ屋根に荷重がかかり、耐震性能が下がるというデメリットもあるため、横段ルーフという軽い金属屋根を選びました。

工事後、反省点として思ったのは、屋根材の選定についてです。軽い金属屋根を選んだのは良かったのですが、1階の屋根に雨が当たる音が2階にいるととても大きく聞こえるようになりました。もう少し予算をかければ、金属屋根の表面に天然石を吹き付けた商品もあり、雨音を軽減させる事もできました。

ただ、工事前は「そろそろ雨漏りしそうかも・・」と不安に思いながら生活していたのが、今後40年くらいは大丈夫だという安心に変わり、満足しています。今回は屋根についてはカバー工法にしましたが、もともと雨漏りをしていて、野地板という屋根の下地となる木の板が腐っているとカバー工法ができないので注意が必要です。

屋根はなかなか目に見えず、とりあえずいいかな・・と軽視しがちですが、築年数から考えて雨漏りをする前に、家を守る予防の意味で工事を検討してみてはいかがでしょうか。